わんはーとって何するの?
「わんはーと」はドッグアカデミアのメインレッスンです。
発達障がいと言っても色々あります。
ショコママのサロンではADHDとASD、グレーゾーンの未就学児にターゲットを絞っています。
それは、ショコママの主治医はアメリカで臨床経験を積んできた発達障がいの専門医なのかな?沢山の本を出していらっしゃいます。
今もアメリカの大学で臨床医として時々渡米されてます。あんまり言うと先生に怒られてしまうのでこれ以上は控えさせていただきますが、
先生に私が障害を患って就職も出来ない時に、ワンちゃんと一緒にいる方が安定しているんだから、そういう環境で働ける仕事を見つけなさいって言われたんです。それが起業するきっかけになったのですが、先生に障害を持ってから色んな人に助けられてきたから、今度は人を助ける仕事をしたい。
児童発達支援士の資格を取ったのでドッグセラピーを日本で広めたい!って先生に伝えたら、それならADHDとASDにしか効果が期待でないからターゲットを絞ってねとアドバイスをもらったんです。ということで、ターゲットを定めさせていただきました。
発達障がいって言葉、本当は好きではないので、ここからは凸凹さんって使わせてください。
凸凹さん、みんな特性が違いますよね。似ている子はいても同じ子はいないと思います。
凸凹さんのパパ、ママ、ご自分のお子さんのことを正直前向きに捉えることが出来ていますか?どう対応してよいかわからなくて悩んだり、誰にも相談できなくて苦しくなっていませんか?私は自分が障害者だってなかなか認められなくて手帳をもらうことも躊躇ったし、強がって大丈夫ってかなり頑張ってしまいました。そうすればするほど苦しくて体調は悪くなるし、救急車のお世話になることもあって、ある時「もうだめだ」って悟ったんです。
それからちゃんと手帳も取得して、助けてもらわなきゃいけないことがあるから、いつも行くところではオープンにしています。
それからうつ病という障害だけど、2次障がいとして発達障がいらしきものが出てきました。主治医は発達障がいとは言いませんが就労支援施設では発達障がいがあると判断されました。同じように怖いのは凸凹さんが他の人とのコミュニケーションをうまくとれないがために発生する2次障がいです。
「自分のことを誰もわかってくれない」「自分は何もできない」「いつも自分ばかり叱られる」というように考えるようになり、自己肯定感が下がってしまいます。これらは就学してからの友人関係や学校の成績などが理由と考えられることも多いのですが、一番多い要因は家庭に係る状況だという統計がでています。なので、未就学の今、どうやったらうまくコミュニケーションがとれるようになるのか、少しでも自分の特性を理解して回避する方法を見つけられるように考えていく、興味のあることを上手にどうやって伸ばしていくかを考えていくということを親御さんと一緒にレッスンしながら考えていきます。
また、ドッグセラピーの時間は20分です。でもこの20分という短い時間に感じますが、凸凹さんにとっては朝起きてサロンに来るだけでも大変なことですし、来ただけで力尽きちゃう子もいる思います。それだけ緊張や不安だったり色んな思いをしながら来てくれたら、それだけでも十分褒めるに値するものです。なので、到着したら、「何したい?」って必ずききます。「寝たい」って言っても認めます。
必ず凸凹さんは脳の病気です。私も脳を使いすぎると簡単に言うと脳が疲れて止まってしまい、外から見ると寝ているようです。私は記憶がないです。
そういう状態になります。私の経験上ですが、動と静が必ず必要なのだと思います。それは色んなセミナーや勉強会に参加してもやはり皆さんおっしゃっていました。その子がいつスイッチが入るかわからない。スイッチが入ったらそれがおさまるまで何もできないので、大人何人かでケガしないように抑えているしかないとのことでした。
その静の時間がお昼寝の時間です。寝なくてもスマホでゲームをしてもいいのですが、少しだけマグネセラピーを受けてもらいます。
マグネセラピーはWHOからも体に優しい代替療法として認められていて、旧厚労省で唯一頭にあててよいと認可のおりている管理医療機器です。
痛みもなにもありません。同行した親御さんにも体験していただきますが、自律神経と副交感神経を整え、免疫力と自己回復能力を高めてくれます。これって、脳からの指令をきちんとさせるってことなんです。凸凹さんが頑張って脳が疲れて緊張している状態をリラックスさせて帰る準備をするためにします。動の緊張した脳のままだと帰り道で癇癪を起したりしたらママが大変になりますね。ママも普段の疲れを少しでも取り除いて欲しいからレッスンを見ながらマグネセラピー受けていただいているので、どうぞドッグアカデミアは頑張るところではなくて、ママと凸凹さんが楽しめる、リラックスできる場所だと思ってください。気軽に困ったことはご相談いただいて、一緒にどうしたらいいか考えていきましょう。
それがドッグアカデミアのわんはーとです。
次回はレッスンが出来そうなお子さんとどんな事しようと思っているか書いていきますね。