はじめまして、ショコラとショコママです!

トップページに大きく書いた文章、読んでいただけましたか?

”ぼくはぼく、わたしはわたし、あなたの才能みつけよう”と書かせていただきました。

私がこれからやろうとしていることは障害があるからできない、無理ではなく、自分らしさや自分のできることを大切に伸ばしていくことを考えていってほしいと思っています。そのためには社会の中で上手に対応できるように自尊心や協調性、社交性や思いやり、やり抜く力など学校の勉強以外のことも必要になってきます。むしろそれらを身に付ける方が難しいかもしれません。

実は私も10年ちょっと前から精神障害者です。それまでは健常者として働いてました。好奇心旺盛でやりたいことは自分でお金を貯めて習いに行っていました。そんな私が会社の人間関係で悩み、大丈夫!って頑張った結果、身体に変調が起こりました。3年間上司と相談しながら頑張って、色んな科の診察を受けましたが、原因不明だけど確かに症状は出ている。そして最後に訪れたのが心療内科でした。カウンセリングを受けて、医師の診察をうけたら、即診断がくだされました。なんと出勤停止!仕事もなんとかふらふらしながらだけど出来ていたし、めまいでしょ?と軽く思っていただけにショックでした。でも、今考えると出勤停止は正しい診断でした。それでもなかなか自分で診断名を受け入れるまでは時間がかかりましたよ。障害者手帳をもらったのも遅かったです。なんとか休職期間の間に復職訓練して戻らなきゃいけないと逆算して訓練して戻ったものの、会社の中は仮病ではないかと疑っているので居心地は最悪。復職も会社がなかなか認めてくれなくて、自分で労働基準局にも相談に行きました。そして、やっと戻してもらったくらいでした。

戻ったら今度は仕事をするわけですが、何をさせてよいか会社はわからないんです。それもそのはず。病院が人事担当者に説明をするから来てくださいとお願いしても来なかったから。とりあえずのポジションに置かれて仕事をさせてもらえたけれど、私に配慮した仕事ではなかったのと薬の副作用でてんかん発作を起こして救急車で病院に運ばれたこともありました。そのあとは会社も気を使ってはくれましたが、お互いにギクシャクして結局2回目の休職をすることに。とにかく波乱万丈でしたね。色んな経験をしてきました。障害者になってからの社会生活は大変です。就職するのも、周りとうまくやっていくのも。そうした時にショコラがいて良かったって思いました。主治医に感謝です。主治医から会社でなくワンちゃんと一緒に働ける仕事を見つけるのがいいって言ったでしょって言われて、無理かな?って思いながら区の創業相談に通い、今のサロンがあります。ドッグセラピーをさせてくれる病院やクリニックを探しましたが日本では認めてくれるお医者さんが近くにいなかったんです。だから、働きながら発達支援士の資格を取得して、自分のサロンでショコラと一緒に身体と相談しながら誰かの役に立ちたいと思って始めることを決めました。早くサロンだけで食べていけるようになるのが今の夢です。

サロンに来られなくても、ショコラと私とお話するだけでも誰かの心を癒してさしあげることができたら嬉しいです。

児童発達支援

発達障害コミュニケーションサポーター

持田 しのぶ

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